昨日書きました小学校での避難訓練の日に、時を同じくして学校田吾作部隊の活動もひそかに(でもないけど)始まっておりました。
学校田吾作部隊とはですね、夫が隊長となって子供達と一緒に田んぼで米を作ろう、というただそれだけのことなんですけどね、オトナの隊員が少ないのがちょっとさびしいところです。
で、部隊の初動としまして塩水選といって、塩水にモミを入れて、浮いたモミは除いて、沈んだモミを種にする、という作業をまずやりました。殆どの子供達は浮いたモミの方がいい、と思っていたようです。もちろん沈んだモミが選抜されるべきエリートなんですが。それで次に温水で消毒した種モミをネットに入れて水に浸けておきます。その水と種モミが入ったタライは子供達が観察できるように学校の玄関に置いておきました。
そのモミから少し芽が出てきたところで種まきです。それが今朝のこと。
4班に分かれて土を入れた苗箱にモチ米と、うるち米を蒔いて土をかぶせ、その苗箱を校庭の片隅に作ったトンネルに並べて、太陽光シートという銀色のシートを被せて完了、であります。
授業開始前のわずか30分ほどの作業ですが、これを見るのと見ないのでは、やっぱり何か違う部分があるのではないか、と思うので一緒にやりました。
写真を撮ろうとカメラを持っていったのに、いざ撮ろうとしたら「電池残量がありません」の一点張り、というわけで写真がありません。
この小学校には、サツマイモを畑で育てて、そのサツマイモでカンコロ餅を作るというのが恒例行事としてもともとあったのですが、米作りはやってませんでした。
カンコロ餅にはモチも必要ですから、いっそのことモチ米も作ったらどうか、と提案して数年前から田んぼも取り入れてもらったのです。
ところが田んぼの方はまだ日が浅かったために、2年前には存続の危機、というか学校側からの一方的な打ち切り通達という憂き目を見ることになるところでしたが、昨年その通達を出そうとしておった中心人物が転任し、その代わりに理解ある先生が来て下さったことで学校田吾作部隊の首がつながった、という経緯があります。
であるからして、わが「うとん山農場 学校田吾作部隊」としましては、夫がPTA会長を務めているこの2年の間になんとか田吾作部隊をこの学校の恒例行事にしてしまいたい、という大いなる野望があるのですな。
学校もいろいろと忙しくもあり、様々な事情はあるのでしょうが、よくよく話し合いを進め、時間をやりくりすれば、出来ないことはない、ということが昨年1年間で証明されたわけですから、ぜひとも存続させていきたい、とこのように「うとん山農場学校田吾作部隊広報班(ワタクシだけだけど)」は思っておる次第であります。
今時はなんでもネットで簡単に調べられるし、それで米について検索すればすぐさま分かったような気になるかもしれないけど、そんな屁のような知識で頭をいっぱいにしたところで、ちょっとつつけば、それこそ風船みたいにすぐにはじけてなくなってしまうに違いないノダ。
学校の横に田んぼがある、という田舎の強みを生かして、実物を子供達に触れさせて、一緒に作業をやっていく過程が、子供達にとって実の詰まった知識になるのではなかろうか、などと考える「うとん山農場 学校田吾作部隊広報班」であります。
というわけで、わが「うとん山農場」には、このように最も優先させるべきお仕事があるのです。

